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巨大化した?フランス・ノルマンディ紀行Ⅲ [travel]

日本から参加のさやかちゃんと。巨大化コンビ?そういえば、言ってませんでした・・。

髪切りましたの。バッサリと。

フランスへ行く二週間前、いつものエッセンのパンクな美容院に行き、いつものように「長さはロングのままで少し軽めに」と言ったら余計なところまで短くされ、何だか満足いかなかったので、ブローの後だったけど「その短い毛と揃えたいから肩辺りまで切って」と短くしてもらい帰宅。でもやっぱり気に入らなかったので、自宅のすきバサミでジョキジョキ・・。「あれ、こっちが短すぎた」「あれ、今度はこっち」とやっていくうちに、ショートになってしまいました。

でもこれが結構気に入って、気分もすっきりしたし、何となく今の自分の気持ちとピッタリ一致して、今までは見た目と本来の私とのギャップがあるような気がしてたけど、そういう部分でのストレスって多分にあったんだなあと気がつきました。もうこの際だから色々やっちゃえと、フランス行き前日にカラー剤を買い自分でカラーもしてみました。写真ではわかりにくいけど結構オレンジっぽい茶色。この髪型がフランスでは結構人気で、「その髪型どこで切ったの?」と何度か聞かれ、うししし。その度に自分で切ったと言って驚かせてたんだけど。ロングの時の写真を見せると、「別人、OLみたい」と。(笑)ショートにすると、色々遊んでみたくなるね。気持ちもウキウキ。若返ったような感じです。ちなみに、フランスから帰国してまた切ったので今はもう少し短いです。そのせいかな風邪ひいたのは・・。

ヨッフェ女史。すごい格好・・。ええ、ええ。そりゃお疲れでしょう。ネルセシアン氏今回の講習会の先生は、ピアノはディーナ・ヨッフェ女史とパヴェル・ネルセシアン氏、あとポーランド人のおばちゃん先生。ヴァイオリンは、ミヒャエル・ヴァイマン氏と、日本から水野佐知香先生、あとポーランド人のおじちゃん先生。
ピアノのレッスンはやはり素晴らしいものだったのですが、講習会の良いところは、人のレッスンを聴講できるところ。聴講ってもしかして自分が受けるよりも勉強になるかも、という発見もありました。自分のレッスン前後はともかく、練習なんてドイツでもできるんだから、今回はできるだけ聴講しようと色々な人のレッスンを聴きました。ヴァイオリンのレッスンも面白かった。運よく室内楽としてヴァイマン先生と水野先生のレッスンも受けることができたのですが、やっぱり違う楽器の人のレッスンってとても刺激的。

ぼけまくり写真講習会中盤には、三日間連続で先生方のコンサートがあって、それはそれは素晴らしい音楽で感動しました。その中でも特に、ヨッフェ先生とヴァイマン先生とチェロのIgor Kiritchenko氏のブラームスのピアノトリオ。毎日毎日ピアノとヴァイオリンの音を聞いていた時に、チェロの深い音色・・。ああーやっぱりチェロは最高だー。私はやっぱりチェロの音がないと生きていけないみたいだー。大変なこの日々のこともあり、久しぶりに聴いたチェロの音色というのもあり、涙ぼろぼろこぼして聴きました。その後、チェロのイゴール氏にこの感動を伝えたい・・と近寄るが、ドイツ語は話せないとのこと。ブラームスに浸っていたためか、何となく英語を話す気にもならず(って話せないんだけどさ)、通じないドイツ語で「素晴らしかったです・・」と一言言って去りました。

これで受講生の半分くらいかな今回の講習会でも、嬉しい出会いがたくさんありました。ヴァイオリンの水野先生は、初めてお会いしたのに何だか初めてではないような感じのする、とてもふんわり包みこまれるような素敵な女性。でもレッスンではとても厳しく、強さもあり柔らかさもあり・・。素敵な男性を見かけるとドキッとするように、素敵な女性と接していると、何だか自分の中の絡まった糸がすっとほどけるように素直になれる気がしました。
そして、一緒に弾いたヴァイマン門下のドイツ在住の女の子。すごく可愛い子で、一回話しただけで息投合しちゃって、ドイツでもまた一緒に弾こうと話しています。同い年で誕生日も五日しか違わない。何だか姉妹みたいな感じで嬉しかった。
他にも、力を合わせて陰湿な練習室取り合い合戦に立ち向かった、日本人ピアニスト三人組。ピアノは自分の楽器がないので難しいですね。今回も色々嫌がらせを受けましたが、三人で立ち向かったため落ち込むことも少なく何とかやりきりました。

ということで、実り多き、脂肪多し(!)の講習会。
参加できて、本当に本当によかった~!


コメント(6) 
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コメント 6

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くま

何か、色々楽しそうな講習だったのね~☆いいなぁ~。
・・・・・ところで、この講習ヴィオラはなかったのかぃ???
あったら来年当たり行ってみたいのに、ヴィオラの姿は陰も形もない・・・。
やっぱり地味楽器だからかしら?(泣)
by くま (2007-03-27 06:02) 

shuri

▼くま
あまりにもすごい田舎で監禁されていたように暮らしてたから、中々面白かったよ。ヴィオラのコース作って~!って言ってみようか?できたらロシア系の先生が来ると思うから、もしかしたら・・バシュメット・・?笑(んなあほな)
室内楽としても受けられるから、誰かピアニストかヴァイオリニストにくっついてくるとかね。
はやく、くまのブラームス聴いてみたいんだがなあ~。。
by shuri (2007-03-27 08:06) 

さやか

巨大化コンビに笑いました(笑)
ブラームス本当良かったね。素晴らしい、感無量の一言だった・・・。
ヴァイマンとヨッフェの演奏も水野先生の個性的な選曲も、全部全部本当良かったね。シュリちゃんが関東に来たとき、水野先生交えて、また語りたいね。水野先生の厳しさと普段の優しさ、私も大好き。今年は学校で水野先生の厳しいと有名な授業、受講するんだ^^♪
そういえばこの講習会、ビオラやチェロなんかのコースも作ったら、とても楽しそう。来年はどんな先生が呼ばれるのか楽しみです^^
by さやか (2007-03-27 22:19) 

shuri

なんとっ。水野先生の厳しいと有名な授業・・。こわそう・・。ちなみに何の授業なんですか?私もこっそり受けてみたい。
ぜひぜひやりたい~~!水野先生と飲み会!(笑)でも、和民は勘弁してねー。
ビオラやチェロのコースも作って、向こうであった人たちで組む室内楽コンサート&レッスンってのも面白いやろね。ヨッフェもヴァイマンさんも室内楽のレッスン素晴らしいんだから。ただ、そんなことになったら、ますますピアノの練習室の取り合いが・・。ああ恐ろしや・・。
by shuri (2007-03-29 06:44) 

さやか

練習室、思う存分取り合おうじゃぁないの!(笑)ヨッフェとヴァイマンのダブルレッスン、本当に受けてみたい・・・!!きっと最高の収穫が体験できるね。
水野先生の厳しい授業とは、ヴァイオリンとのアンサンブルだよー。主に伴奏。ピアノの先生もついてて、ほとんどダブルのレッスンだね。たまにゲストで有名なヴァイオリンの先生も来て下さって、すごく実りある授業だよ。私も初めてとるけど。大変そうだ。でも楽しみ。
シュリちゃんが、もぐれるかどうか水野先生に聞いてみますか?笑
そうだ、あと私達に一石二鳥の計画を思いついたのですが、またメールかチャットで話したいです。MSN開通したらTell meね!!
by さやか (2007-03-29 18:42) 

shuri

練習室、取り合うならば、まず英語。(あ~俳句になっちゃった)

水野先生の授業かなり興味ある~。良いレッスンが多いんだねえ、さやかちゃんの学校は・・。
9月からの授業で密かにもぐってるかもしれませんが、その時は内密に・・。(笑
by shuri (2007-03-30 20:28) 

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