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ブリュッセル食いだおれの旅 [travel]

前日夜8時に寝たせいか、朝6時に自然に目が覚める。
ホテルの窓から見る、まだ薄暗い中のアントワープ・ノートルダム大聖堂も、とても神秘的。

さて、ここから二日間はブリュッセルの旅。
今日は、今回の私の旅の中で、「この日は食う。」と心を決めていた唯一の日。
アントワープ中央駅から、ブリュッセル南駅まで(40分強)移動し、そこでロンドンからユーロスターでいらしていた先生お二方と待ち合わせ。東京と神戸にお住まいの先生。ヨーロッパの、それもまったく知らない地ブリュッセルでの再会にとても興奮し、今日一日が更に楽しみに。


時々笑いかけてくれるのがにくい美味しそうワイルドさではこちらが勝ち大食い部はやはりこの量でしょう
写真左より:1 ゴディバの兄ちゃん 2 ゴディバのチョコ苺 3 チョコ苺(レオニダス) 4 カフェでワッフル

南駅から中央駅に移動し、まずは観光名所グラン・プラスに。(夜の写真は後で)
朝早かったせいか観光客もあまりおらず、のんびり観てまわる。ゴディバのお店では素敵なお兄ちゃん二人が一生懸命串に苺とバナナを刺していた(写真1)。ヘタ付苺が何ともかわいい。(写真2)この苺チョコレートで5ユーロちょっとなり。パリのラデュレで、マカロン一個2ユーロだったことを考えると、まだまだ手が届く。でも私は流れているチョコレートに惹かれて、レオニダスのお店でチョコ苺を食べる。(写真3)ほんのり甘くて美味しい~。苺の酸味とほどよくマッチしてああ幸せ。
カフェでのワッフル(写真4)は、バナナとチョコソースとバニラアイスと生クリーム付のデカ盛りサイズ。前日食べたパン屋のワッフルよりも香ばしく、なによりこのコテコテ感がなんとも言えない。

食べ物屋ばかりが目に付くこれらがドイツにもあったらなあドイツビールはやはり美味しいんだ私なら分けて飲む
写真左より: 1 ギャラリーサンチュベール 2 海の幸 3 ブルージュの白ビール 4 チェリーのビール

ヨーロッパ最古のアーケード、ギャラリーサンチュベールを通り(写真1)、『食い倒れ横丁』の名を持つ、イロ・サクレ地区へ。ここでムール貝バケツ一杯を三人で食べる。もちろんフライドポテト付。これが合わなそうで実は結構癖になる組み合わせ。お昼前だったけれどブリュージュの白ビールで乾杯(写真3)。ドイツビールに慣れてるせいか、結構軽かった。ムール貝はやはり季節のもので、とても美味しかったのだけど、こういう海の幸はドイツにいるとほんと夢にまで出てくるほどの憧れのもの。フランスに行ったときにも思ったけれど、隣同士でどうしてここまで食文化が違ってくるんだろう。。

食べて、飲んで、話して、歩いて・・・。そうやっているとあっという間に時間は過ぎて夜ご飯。もちろんベルギー料理をということで、グラン・プラスのレストランへ。ここでもまたムール貝(もちろんバケツ)、うなぎのほうれん草ソース煮、小エビのクロケットを注文。そして何とも不思議な味のチェリーのビール(写真4)。ベルギー伝統のものらしいんですが、んージュースなんだかビールなんだか・・。飲み続ければまた違った感覚になるのかもしれませんが、ちょっと微妙な記憶しか残っていない。

宝石箱みたいお腹一杯になってレストランを出たら、グラン・プラスはこんな素敵なロケーションになっていました。ここは夜がいいねえ。
南駅まで先生お二人をお見送り。島国イギリスまでわずか二時間とは。そして時差もあるから結局一時間しか経ってないことになるらしい。
先生。ブリュッセルでは素敵な一時をどうもありがとうございました!!

さて、ここからはまた一人旅です。ハプニング開始。
地下鉄でホテルのある駅まで。すんなりホテル(二つ星)も見つかりほっと胸をなでおろしていたら、受付の兄ちゃんが、「あなたはここには泊まれない」と言う。よく理由は分からないけれど、とりあえず同系列のホテルに泊まれるとのこと。そこから歩いて5分位の所にそのホテルはあった。なんと三ツ星!同じ値段で!グレードアップしとるやん!やはりお部屋もものすごく素敵で、扉には「ここは一泊200ユーロの部屋です」と書かれていた。いいのか?4分の1以下の値段なんだけど?

もうテンションMAXで、疲れていたにも関わらずその近辺をお散歩。二時間程夜のブリュッセルを楽しみ、帰って来て23時。シャワーを浴びて寝よーとお風呂場のお湯をひねるが、、出ない・・。水しか出ない・・。もしかしたらお湯になるまで相当時間がかかるのかもと、ずーっと出していたけど、出ない。ずっと冷たい。三ツ星のテンションが一気に冷める。フロントに電話して文句を言うが、雇われのおっちゃんだったらしくわからんらしい。なぜかものすごく機嫌も悪い。「明日の朝8時に誰かを来させるから」と言われたのだけど、案の定8時になっても誰も来ない・・。
朝もう一度電話をしたらホテルの人が来てくれて、「直らないから隣の部屋のシャワーを使え」と言われる。誰にも見られないようにタオル持ってこっそり移動するなんて、バス共同ホテルと一緒やないか。。完全に三ツ星に期待を裏切られる。
がしかし、朝食のビュッフェは予想以上に素晴らしく、パン三種が美味しくて三度もおかわり。
もう文句は言えない。
コメント(2) 
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コメント 2

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vivnyanco

いやーいいっすねー。ベルギー。
去年久しぶりに仕事で行きましたけど、無茶楽しかったです。
やっぱりなに食べても美味しい国は幸せ(笑)
ベルギーってあんまり仕事無いんですよ。毎年4月から5月の花の季節に、オランダとの抱き合わせで売られるくらいで・・・・

そういえばムール貝って何で日本ではメジャーになれないんでしょうね?
by vivnyanco (2009-03-12 00:35) 

shuri

そうですよねえ。日本でムール貝なんて食べたことないです、そういえば。
日本のとは身の厚みが全然違うと、一緒の先生がおっしゃっていましたけど、、私はやっぱり、日本で食べるならアサリがいいなぁ・・。

ベルギーもフランスもオランダも。
なんでドイツの隣の国は美味しいものばかりある国なんでしょ。毎回行くたびに、嫌がらせかと思わざるを得ません。
ドイツ、もう少し頑張れ~。(無意味な応援)
by shuri (2009-03-15 08:01) 

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