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die Zwei  シューマン&ショパン  [diary]

この写真、始めて使ってみる東京でのコンサートのお知らせです。

もうかれこれもう15年の付き合いになる、高校時代の同級生と、ジョイントリサイタルを行います。
むかーしむかし、『デュオ・二人で一人前』という、コンビ名デュオ名で、ほんの少し演奏を共にしたことがありますが、ピアニスト尾沢瑞樹くんです。私の大親友。
クロスエアでも裏方スタッフ、譜めくり、影穴、全てにおいて毎回お世話になっております。(一度公演後のアンケートに、「譜めくリストがかっこよかった」という感想を書かれていた方がいらっしゃいました。笑)

お互い昔から良きライバルであり、良き相談相手でもあり、励ましたり冗談を言い合ったりと、彼との思い出は尽きません。とても雄大で尚且つ繊細な音楽を持っている、とても才能溢れたピアニストです。
今は30人以上の生徒を持つ超売れっ子ピアノ教師兼ピアニストなのですが、そんな彼と15年の時を経て共演できる、こんなうれしい事が実現するとは・・。
尾沢瑞樹ピアノ教室: http://ozawamizuki.web.fc2.com/

今回は、生誕200周年記念の、シューマン&ショパンの曲を主に、最後にメンデルスゾーンの連弾で楽しいコンサートになれば・・、と思っております。コンサートのタイトルは、もちろんドイツ語で、「二人、二つ」という意味。私と瑞樹くん、シューマンとショパンと、そういう意味を込めています。昔のコンビ名が気に入っていたので、『デュオ・二人はもう三十路』とか、『デュオ・二人で60歳』とか、そういう名前でいこうかとも話したのですが、ここは上品に・・。

お席があと20席あまりと少なくなってまいりました。
ご予約はお早めに!!!



★全日本芸術協会主催 ピアノコンサート 
~ die Zwei ~ vol.1 Schumann & Chopin 200th anniversary

2010年9月21日(火) 18:45~ (18:15開場)
スタインウェイサロン東京 松尾ホール

日比谷マリンビル B1 (有楽町1-5-1)
東京メトロ 日比谷線 千代田線 『日比谷駅』 A9出口徒歩1分

※出演:

富田 珠里(ピアノ)
尾沢 瑞樹(ピアノ)

※プログラム:

第一部
シューマン=リスト: 献呈
シューマン: クライスレリアーナ op.16  (富田珠里)

第二部
ショパン: 即興曲 第一番 op.29
            第二番 op.36
バラード 第一番 op.23  (尾沢瑞樹)

メンデルスゾーン: アンダンテと華麗なるアレグロ op.92 (連弾 富田珠里・尾沢瑞樹)


主催:全日本芸術協会 http://ajaa.jp/
後援:国際音楽交流推進委員会

※全席自由 2,000円 (予約制)
(当公演は、チケットを発券いたしませんので、ご来場のお客様は、ご予約いただき、当日受付にてお支払い下さい。)


※ご予約・お問い合わせ

tel. 042-810-3944 (尾沢瑞樹ピアノ教室)
mail: music@ajaa.jp (全日本芸術協会)
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さぬき大使館へ [diary]

香川県認定店ってすごいよね昨日は、東京さぬき倶楽部でのコンサートでした。
ここの入り口にはこのような看板が。→
ドイツ大使館や、そういったところに踏み入れる際、ちょっと緊張してしまう私ですが、さぬき大使館でも案の定。この看板欲しいなぁ・・・。ドイツに持って帰って家の玄関前に掲げておいたら、私の住む日本人の多い町の方はなんて言うだろう。

東京さぬき倶楽部の中に入ると、普通に讃岐弁が聞こえます。東京でホームシックになった時にはここに行けばいいんだな。(もうないけど) お客様の80%は讃岐出身の方々。香川のお話をしても笑って下さるし、うどんの話をしてもニコニコして聞いてくださる。それはそれは暖かい雰囲気の会場でした。

コンサート前には、二階のレストランでお食事をご馳走になりました。(智美さん撮影)

さぬき流会席これがないとね。讃岐は語れないよ。

讃岐の名物料理、テッパイ(酢味噌で大根を和えたもの?)やら、しょうゆ豆やら・・。昔祖母がよく作ってくれたテッパイ、子供の頃にはかなり渋く苦手でしたが、今でもやはり・・。昔の名残かなぁ。
最初に左側のお料理が出てきて、その後にお待ちかねの天ぷらと讃岐うどん。すだちも付いて最高。腰のある細めのうどん。美味しかったです。秋味ビールの宣伝文句の書かれたメニューを横目にチラチラ惹かれつつ、二人で黙々うどんすすりました。これなら演奏中のビアガーデンにも目が向かないことでしょう・・。

しかし途中、匂いが襲ってきました。ちょうどピアソラのアヴェマリアを弾いてるとき。
外から、”焼きイカ”のようないい香りが・・・。もうお腹いっぱいでしたし、そちらに集中を取られまいと頑張ったのですが、ふとした瞬間、頭の中が「イカたべたい」って・・。笑 (よりによってアヴェマリア)

東くんの曲『五角形の部屋にて』でも、外のビアガーデンの声が・・。
「ビール一丁!」「かんぱーい!」「いらっしゃいませ!」「ありがとうございまーすっ!」
元気のよい素晴らしい店員さんでした。
この曲を弾くのは4回目だったのですが、初めて『酒のある五角形の部屋』を意識しました。
いやぁ、これもライヴの良いところです。色々な想像を膨らませ、弾く側も聴く側も楽しむ。
音楽はこれに尽きます。これでいいんです。

ということで、とっても楽しいコンサートでした。
地元の力って本当に励みになります。外に出た地方出身者は誰しも思うことなのかもしれませんが、地元のためにも頑張りたいとか、地元になにかより良いものを、とか、そういう想い、私はなぜか昔から強く持っていました。特に高松空港から羽田空港に向かう飛行機の中、香川を飛び立って、香川全体を空から見下ろす際には必ず。私には何もできないけれど、私が今生きて何かに向かっていることは、もしかしたらいつか香川のためになることなのかもしれないと、今考えるとものすごく勝手で傲慢なんですけど。。そうやって自分を励ましていたときもありました。要は、香川が大好きなだけなんですけどね。


今回のコンサートは、プログラム的にもクロスエアの集大成というラインナップで、弾いてる私たちも昔を思い出し、特に『ウマとの音楽』は2007年ぶりの演奏でしたから、なんとも不思議な想いで弾いていました。私たちも年取ったなぁと。。笑

お越しいただきましたみなさま、本当にありがとうございました。

後になってみたら、本番の写真がなく、あるのは、大使館と食べ物だけ。。(いつもこんなんなんです)
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さぬきふれあいコンサート [diary]

だいぶ涼しくなってきましたね~
救われました。
寒いのも苦手だけれど、何枚も着込んで貼るカイロでずいぶん変わるのに、暑いと逃げ場がないのが大変苦しいですね。お願いだからこのまま秋になってほしい~。


ところで、クロスエア2010を終え、都内である他のコンサートのお知らせです。第一弾。


香川に帰ってうどん食べたいなぁ★第19回さぬきふれあいコンサート

2010年9月15日(水)19:00~
東京さぬき倶楽部
東京都港区三田1-11-9
TEL. 03-3455-5551
東京メトロ南北線、都営大江戸線 『麻布十番駅』2番出口徒歩3分

※出演: 

富田 珠里(ピアノ)
大田 智美(アコーディオン)

※プログラム:

第一部
《ピアノソロ》

・ドビュッシー: 前奏曲第二巻より
           ヒースの茂る荒地
           風変わりなラヴィーヌ将軍
           水の精(オンディーヌ)

・藤満健 :  栗林の四季 ~庭園にて~(2009)
・シューマン・リスト: 献呈

《アコーディオンソロ》

・グリーグ:叙情小曲集より
・林光: 蜜蜂は海峡を渡る ~アコーディオンソロのための~(1988)
・ルグラン: シェルブールの雨傘
・ピアソラ: S.V.P.

第二部
《アコーディオン&ピアノデュオ》

・プーランク: シテール島への船出
・東俊介: 五角形の部屋にて (2010)
・ピアソラ: 鮫 ~エスクアロ~
       アヴェ・マリア
・野村誠: ウマとの音楽 ~アコーディオンとピアノのための(2005)


香川県(さぬき)出身の音楽家を育てよう、ということで開催され、今回で19回目となる、東京さぬき倶楽部での、ふれあいコンサート。今回幸運にも選んでいただき、演奏できることになりました。

私がソロで演奏する、藤満健さん作曲の「栗林の四季」という曲は、今年3月の高松国際コンクールのために作曲されました。高松市の有名な栗林公園を藤満さんが訪れ、そのスケッチを元に作曲されたとか。
私も桜町中学校(栗林公園学区内!!)出身ということで(笑)、思いを込めて演奏したいと思います。

演奏している向かいのお庭では、ビアガーデンが・・、焼肉のいい匂いが・・、讃岐うどんが・・。(涙)
私たちはこの日、それを眺めながら演奏しなければなりません。
さぁ、それに耐えられるかどうか。。
自信がまったくありませんが、
演奏放棄してお庭でうどんすすってたらごめんなさい。(笑)

詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.pref.kagawa.jp/tokyo/kenzinkai.htm
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CROSSAir 2010 終了しました。 [diary]

9月3日文京シビックホール、東京公演をもって、今年のクロスエアも終わってしまいました。
お越しいただきました皆様、そしてご尽力いただきました皆様、本当にありがとうございました。


8月17日にドイツから戻ってきて、そのまま合わせ突入。
ドイツでの最後のお仕事、フランクフルトでの講習会の公式伴奏が、思っていた以上にハードで、その疲れをそのままこちらに持って帰ってきてしまい、それでこのハンパない暑さ。。更に九州に飛んで、もっと暑い地域へ・・。
途中、熱中症になりかけて、私このまま最後までもたないんじゃないか・・と、かなり自己嫌悪にもなりましたが、なんとかなんとか、最後まで立っていられることができました。ああ、体力落ちたなぁ。。

そういう意味でも色々大変でしたが、終わってしまうと、やはり寂しいものがありますねえ。
特に、今回のゲスト北川翔君との共演はとても楽しく、初共演でしたが、色々と得るものがありました。彼は若いのに、本当に知識が幅広い。そして遊びも知っていて、更に冷静で的確。すごい感覚を持っているなぁと終始感心していました。(近所のおばさん風)
彼はきっとこれからどんどん日本でも世界でも活躍していくことでしょう。


さてさて、クロスエア、2006年から毎年夏秋にかけてお送りしてきたわけですが、とりあえずこの第五回を持って一区切りとし、これからは不定期公演ということになりました。
アコーディオンの智美さんが日本で、私がドイツでと、これからも拠点が異なってしまうため、リハーサルや打ち合わせなどが頻繁にできなくなるだろう、ということ。そして、また新たなクロスエアを展開していくためには、やはり少し時間が必要になるだろうということで、このような結論にいたりました。

今までのクロスエアで得てきたものは、私にとっても大きく、ここまで成長できたのは、本当にクロスエアのおかげと言っても過言ではないと思っています。これからの自分、そしてこれからのクロスエアを模索していく上で、やはり時間というものが必要になってきたんだなと。そう前向きに考えております。

これからは、二人の活動をまた違う場で、応援していただけましたら幸いです。
特にアコーディオニスト・大田智美は、日本を拠点に活動を始めましたので、きっと皆様に聴いていただける機会も増えることでしょう。アコーディオンの女王(!)御喜美江先生を継ぐ、アコーディオニストの新星として、日本で活躍することは間違いないですから、ぜひ皆様、これからも追っかけていただけましたら私も嬉しいです。


今まで応援して下さった皆様、そして足を運び聴いて下さいました皆様、支えてくれたスタッフ、そしてわがままをきいてくれた私たちの家族、本当にありがとうございました。
また、新たな「コンサートシリーズ・CROSSAir 」として皆様にお届けできる、その日を楽しみに・・・。


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シューマン ピアノ協奏曲! [diary]

佐賀公演の日記を書いたばかりですが、ちょっと期限が迫っているので・・。


なんとも幸せなことに、三十路一歩手前で、私の小さい頃からの夢が叶いそうです。
シューマン生誕200周年のこの年に、



シューマンの協奏曲、弾ける!!!!!


詳細はこちら。高松です。
http://www.tipc.jp/japanese/concert/concert02.php?id=120

平日の午前中ですが、皆様、お仕事午前休が取れそうならば、ぜひお越し下さいませ!!!
8月31日必着までのお申し込みだそうですので、お急ぎ下さい!!!



市制施行120周年記念式典

[日時]平成22年10月5日(火) 午前10時~12時

  [場所]サンポートホール高松 大ホール(高松市サンポート2番1号)

式典の概要(予定) 
  第一部

 オープニング演奏  [出演者]讃岐国分寺太鼓保存会 [演奏曲]石響  市長表彰(市政功労者)の受賞者および記念品の贈呈     等  祝の舞 [出演者]吉村 ゆきその [演目]地唄 八島


 第二部  記念演奏
瀬戸フィルハーモニー交響楽団 

 [演奏曲]  モーツァルト  歌劇「フィガロの結婚」序曲
         女木・男木地方の古い盆踊りの歌より
         故郷
         ブラームス   ハンガリー舞曲第5番


 ピアノ/富田 珠里   瀬戸フィルハーモニー交響楽団

        [演奏曲]   シューマン   ピアノ協奏曲 イ短調 作品54



参加を希望される場合には,事前に申込みが必要です。下記の内容を御確認いただき,必要事項を御記入の上,高松市総務部総務課までお申し込みください。
記念式典への参加希望者が募集人数を超えた場合は,抽選により参加者を決定しますので御了承ください。式典への参加が決定した方は,後日,招待状を送付します。また,抽選により,参加できない方についても,後日,結果を通知します。

 (1) 募集期限 平成22年8月31日(火)まで(必着)
 (2) 募集人数 約200人
 (3) 入場料  無料
 (4) 申込方法
     住所・氏名(ふりがな)・電話番号を明記し,ファックス,電子メール,はがきのいずれかによりお申し込みください。
 (5) 申込先
    ○ フ ァ ッ クス (087)839-2190
    ○ 電子メール  soumu2181@city.takamatsu.lg.jp
    ○ はがき  760-8571 高松市番町一丁目8番15号
                    高松市総務部総務課

2 お問合せ先
  総務部総務課 (087)839-2181

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CROSSAir 2010 佐賀公演  [diary]

本日、CROSSAir 佐賀公演終わりました。
ほぼ満席に近いお客様にいらしていただき、本当にありがとうございます。

元銀行の建物という、またホールとは違った音響でしたが、木で囲まれたとても素敵な空間で素晴らしい!スペシャルゲストの八谷和歌子さん、マリンバとは初共演でしたが、メインプログラム、アンコールと、マリンバの音の心地よさと、バラライカ、アコーディオン、ピアノと、やっぱり室内楽はいいですねえ。

世界初演となった、東俊介氏の「五角形の部屋にて」ですが、何とちょうどその曲のとき、佐賀市内の大雨の影響で、会場中が「ザアアーーーー」という音で充満・・・。まぁそれも、また面白い自然の演出になったんじゃないかなぁ。。と。 弱音部分、ほとんど聞こえなかったんでしょうが・・。笑

終演後、打ち上げで2時くらいまで騒ぎまくりました。
日本帰って一週間、疲れを取るために、ずっと禁酒していたので、生ビールがいつもより美味しい・・・。

さて、明日から大阪に移動。それから台風のように、北上していきます。
翔君との演奏もとってもたのしー!!

みんなでの写真は、また後日~
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CROSSAir 2010 はじまる~ [diary]

東俊介氏日本に戻ってまいりました!!

暑い!
クロスエアの合わせも、首の裏に冷えピタをしての最終手段。
それでも、弾くと暑い・・。

日本に帰る前に、今回の目玉委嘱新曲の作曲家、ケルンの東俊介氏(写真)に会い、色々と曲に関すること(まぁほぼ世間話でしたけど)、お話しました。この彼、こう見えて中々面白い男性なのです・・。笑

私たちがコンサートで演奏する曲もいただいてまいりました!
その名も、

In fuenfeckigen Raeumen ~五角形の部屋にて~
  アコーディオンとピアノのための


早速アコーディオンと合わせをしていますが、色々な想像が膨らむ、どんな部屋でどんな空間でどんな色で・・・、中々興味深い曲です。
ぜひぜひたくさんの方に聴いていただきたい!!


明日から、佐賀入りします。そしてスペシャルゲスト、八谷さんとの合わせ。
大阪には25日に入り、同じくスペシャルゲストの北野さんと合わせを開始します。
初めてのカルテットでのクロスエア。どうなるんでしょう。

皆様、ぜひお誘い合わせの上お越し下さいませ!!

コンサートシリーズVol.5
CROSSAir 2010

『時空を超えて- Beyond the Time-Spece -』


《出演》

ゲスト: 北川 翔 (バラライカ)

大田 智美(アコーディオン)
富田 珠里(ピアノ)

《佐賀公演》

スペシャルゲスト: 八谷 和歌子(マリンバ)

★曲目: 
吉松 隆: アトム・ハーツ・クラブ・デュオより(Mar.&Acc.)
ピアソラ: サメ (Mar.&Acc.&Pf.) 

2010年8月24日(火)19:00開演(18:30開場)
浪漫座(佐賀市歴史民俗館内)


《大阪公演》

スペシャルゲスト:北野 裕孝(ヴァイオリン)

★曲目:
シューマン: ヴァイオリンソナタ第一番op.105 a-moll(Vln.&Pf.)

2010年8月27日(金)19:00開演(18:30開場)
ムラマツリサイタルホール新大阪

詳細、チケットのお問い合わせは、クロスエアホームページまで!
http://crossair.jp/
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海に泣かされたその理由 ~南仏プロヴァンス 2 [travel]

南仏二日目には、朝早く起きて、TGVに乗って、アヴィニョンまで足をのばしてみることに。
歌でもあります、有名な『アヴィニョンの橋』も観てきました。橋が完全にないのが、また魅力的。

アビニョ~ン

城壁に囲まれた、雰囲気あるこじんまりした街、とても素敵なところだったのですが、どうやら『シアター・フェスティバル』なるものに重なってしまったようで、街中観光客で溢れかえり、そして仮装をしたいくつもの客寄せの団体が、しつこく絡んできて、更にとてつもなく暑い日。。また、私は前日のなれない海のせいで、体中が真っ赤に腫れ上がり、たまらなくかゆい、痛い・・。日焼け止めをしていたにもかかわらず、やはり肌が弱いのか、日焼けになれていないのか・・。痛いのは我慢できるけれど、かゆいのはほんとものすごくつらかった・・。涙

これで満員電車は、かなり迷惑だろうな

そんなこんなでも、アヴィニョンでは、素敵な帽子屋さんを発見。(うで、赤いでしょ?)
ギャグでこの帽子をかぶってみてたら、隣にいたおばさんに、「トレビア~~~ン!」と言われ、すっかり良い気分に。しかし、この帽子買って、デュッセルドルフに戻って、いつ、どこでかぶれと・・。学校にかぶって行っても笑いものだし。。泣く泣く諦め、写真だけ撮ってきました。いや、でもこれ買ってもよかったかもなぁ。。

プールでは味わえないこの開放感

ということで、アヴィニョンでは、何だかあんまり余裕を持って観光することができず、翌日のイエールのビーチで、子供たちと一緒に泳ぐといった計画も、私の皮膚のために、服を着て足をぴちゃぴちゃさせるだけ。目の前にこんな綺麗な海があるというのにっ!! といって、泳げないことを忘れてみる。

安くてもかなり良い品質

また、yuccaさん宅近くにワイン屋さんがあり、ここで売られているのは、全てそこで採れた葡萄で作られたワインだそうで、白、ロゼ、赤と全て試飲してきました。ワインの工場も見学でき、また案内してくれたオランダ人のおばちゃんが、ものすごく気持ちが良い方で、その話にかなり興奮して、更に試飲なのに結構酔っ払って、ワインとロゼを6本購入してしまいました。(だって、安くて美味しいのだもの。)

定期購入してしまいそうそして、更に購入してしまったのが、これ。→
開けて二ヶ月は持つそうで、いつでも水道のようにワインが注げるという優れもの。ああ危険危険・・。お昼から、いや、朝からついつい飲んでしまいそうです。。笑
このワインも、本当に美味しい。


あっという間の4日間。
結局いけなかった、マルセイユとニース、そしてカンヌとモナコ、更に次回は免許を取って、そのままフランスからイタリアに直行してみる旅も良さそうですね。
ドイツで免許をとるのも、また大変そうですが・・。

ということで、ドイツに戻り、現実に引き戻されましたー。
明日から、フランクフルトの講習会。たくさんのヴァイオリニストと弾いてきます!
そして、そのまま日本に帰ります~!

yuccaさん。素敵な旅を、本当にありがとうございました!!
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海に泣かされる旅 ~南仏プロヴァンス 1 [travel]

ノルマンディーの講習会後、初めて南仏に行ってみました。
ノルマンディーの、比較的穏やかな、清々しい天気とはまったく違う。それはそれは、ものすごく暑く、太陽がとても近くに感じました。日光がとここまで痛いと感じたのは、初めてだったかもしれない。

瀬戸内海とは違うね、色が

パリ・オルリー空港から、トゥーロン・イエール空港まで飛行機で一時間。
(そうそう、オルリー空港は、比較的めんどくさい場所にあって、行かれる方は、どこかの駅からバスかタクシーで行った方が無難だと思いました。全て電車でこなしてみたら、ものすごい疲れる乗り継ぎで、飛行場まででほとほと疲れました。)
今回は、偶然ホームページで見つけた、イエールの隣町にお住まいの、こちらのお宅でホームステイさせていただくことにしました。
大阪出身のとても気さくなyuccaさんに、フランス人の旦那様、二人の子供たち。
子供たちと一緒に泳ぎに連れて行って下さったり、南仏初心者の私にもとても心強く、またヨーロッパ在住同士ということで、色々お話ができたのも、とても興味深い時間でした!

かいほーかんー

一日目は、イエール諸島の一つ、Port-Cro島(ポール・クロ島)に。イエール港から約30分位。ここは、海底から島全体が、国立自然公園に指定されているのだとか。もちろん水着持参(ビキニ)。
でも、残念なことに、初めの船で船酔いし、更に島に着いて、泳げるビーチにたどり着くために、ひたすら登山をしなくてはいけない、そのでこぼこの道にダウン。三十路近いその体力の衰えを痛感しました。まぁでも、折角ここまで来たんですから、なんとか踏ん張ってビーチまで。

意味がわからん、この美しさ海で泳ぐのはいつ振りだろう・・。香川の瀬戸内海ぶりか、、
ということは、もう20年振り・・?
あまりにも久しぶり過ぎて、自分が泳げないことも忘れていました。。笑
頑張ってビキニの水着で海に入ったと思えば、急に水に顔をつけるのが怖くなり、ちゃぷちゃぷと簡単に水と戯れて即ビーチに逆戻り、、の繰り返し。そういえば、私、息つぎができないんだった・・。顔を水に濡らすのも苦手。 嗚呼、何だか急にテンションダウン。。

周りの子供たちも、スイスイと魚のように泳いで、大人もみんな泳ぐのが上手。海中のお魚を見て喜ぶ余裕さえある。せっかくここまで来たのにああ情けない・・。もう悔しいので、10月にドイツ戻ってきたら、体力維持も兼ねて、スイミングスクールに行くことを固く決意。そして、ここの海岸でまたリベンジしよう。

お昼には、港のすぐ近くのレストランで、この島で獲れたという新鮮なお魚。グリルで焼いてオイルを塗っただけのシンプルな魚料理。まっっったく臭みのない魚で、本当に美味しい。しかし厨房を見ていると次から次へと注文が入って大きいお魚が焼かれていく。このペースでやっていって、よく島の魚がいなくならないのものだ。
僕、そろそろ食われるっす。

あとは、食前酒にサングリア、たこの前菜、お魚にあう白ワイン、ソルベのデザート。
・・会計で目が飛び出たのも、このクオリティーだったら納得です。


そして、島でのお土産は、海の中で見つけた、平べったい光沢のある大きめの石。
お刺身やら、お野菜やらがとても合いそうな、食器になりそうな上品な石を見つけました。
これ、食器洗い機で洗えるんかなぁ。。笑
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赤ワイン飲み放題の旅 ~ノルマンディー編 [travel]

フランスから戻ってきました。
まぁ。デュッセルドルフの涼しいこと!37度まで上がって息ができなかった7月初旬がなつかしい。

始めの10日間は、ノルマンディーのセーヌ河のほとり、水車小屋のある小さな村でのピアノの講習会に参加。もう今年で4回目にもなるので、過去のブログにもたくさん写真があるし、今回はあまり写真を撮りませんでしたが、いやはや、いつ行っても素晴らしい気候で、環境で、毎年のことながら、私にとって頭をクールダウンさせるには、もってこいの場所でした。

今回は、教授と生徒のジョイントコンサート的なものに、師であるディーナ・ヨッフェと競演。

横綱くんとスリーショット
(この横綱くんの後姿が、異様に好きなため、あえてこの写真をアップ。私たちは背景です。)

曲は、ショスタコーヴィッチ作曲、二台ピアノのための『コンツェルティーノ 作品94』。
講習前に、ドイツで合わせをやろうと話していたのですが、7月中旬西ドイツで荒れまくった嵐のおかげで、電車が動かず断念。ノルマンディーで本番前に数回少し合わせをし、本番。しかし、とても素晴らしい曲で、本番で弾いていても楽しく、まぁ一回目にしたらマズマズの感じか・・。でも、今まで室内楽しかないですが、ショスタコーヴィッチの曲がレパートリーに増えてくるのは、なんとも楽しいものがありますね。これからもたくさん弾こう。

体も腕前も、師の半分だな

空も本当に高くて、瑞々しくて、デュッセルドルフに引っ越して以来、空を高く見たことがなかったんだなぁと、ふと気がつきました。エッセンの山の上に住んでいたときは、空ばかり見ていたのに。

雲も自由に泳いでいるように見える

あとは、撮ったといえば、戯れた猫たち。ここの猫は、うちのごまと違って、本当に人に好かれるポイントを知っている。うう悔しいほど知ってるんだなー。ああー、ほんとかわいー。

この子、売れる。かわいい。

あとは、これ。
こいつも中々良いやつでした。
食いしん坊で、ちょっと意地悪い子だけど、このピアノとのツーショットは中々のお気に入り。


このピアノ。食える?

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