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暖かい一月 [diary]

Foto.jpg

あの寒い12月とは打って変わって、気温が二桁という日が続いていました。

大雪の後はこれが恐いんですねえ。
昔は山の上に住んでいたので、そこまで気になってはいなかったのですが、今日お散歩に出て、ライン川を目の当たりにし、ビックリ。雪解け水が溶けて、半端ない水位になっていました。本当なら、真ん中の策まで。その左側はにはカフェやらが連なっているのだけれど、撤収したようです。水の勢いもものすごく速く、見ていて非常に恐くなりました。ニュースでも、氾濫の恐れがあると聞いています。

ああ、あのライン川の近くに引っ越してきたんだなぁとしみじみ思いましたが、そんなのんびり思っている暇はないようです・・。

iphoneから初アップ。
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とろと新年 [diary]

とろやん、それ私のカーラー

新年あけましておめでとうございます。

ドイツでは、毎年恒例花火の嵐で幕を開けた新年でしたが、デュッセルドルフでの年越しは初めて(留学したての時以来)。エッセンの山の上では、広大な菜の花畑に向けて、みんな巨大な花火を打ちまくり状態だったのですが、ここはなんといっても都会。今までのように外に出て優雅に花火観戦なんての余裕はありませんでした。窓を開けて部屋の中からの観ていたのですが、下からボンボン打ち上げられる花火が勢いあまって部屋に入ってきそうで、なんとも怖い怖い。街中火薬の匂い充満で、とろちゃんも花火に反応しまくっていたので、いそいそと窓を閉めました。

この巨大な物体はなんだ、足か!(いいかげん覚えろ!)

年越し蕎麦ならぬ、年越しうどんが食べたいと急に思い立ち、久しぶりに手打ちうどんを打ちました。
鴨南蛮そばが無性に食べたくなって、デュッセルドルフにある「生蕎麦屋さん(あるんですよ)」で麺を購入できるかどうかと電話をしたら繋がらず、そばの乾麺でというのもなんとなく気が引けたので、腹を決めてうどんを打つことにしました。讃岐女の血が大晦日に大騒ぎ。
まぁ足で踏んでても、こうやってとろちゃんは興味津々で足にかぶりついてくるのですが、いやはや、最近はこれのしつけが大変です。

ほうとうのようなうどんですねえ日本酒万歳です
とろの攻撃にも負けじと頑張りました。
きしめんのような極太うどんです。年末こそ豪快にいかないと。
せっかくなのでお出汁もちゃんと取って丁寧に。鴨も両面を軽くフライパンで焼いて、オーブンで少しロースト(おねぎもしいたけもここでついでに焼いちゃう)。鴨南蛮をメインに、その前にひやひや→ひやに熱いおつゆで、ひやあつ→鴨ひやあつ→鴨南蛮の順番で、欲張ってみました。
友人が持ってきてくれた、獺祭(だっさい)という山口の日本酒もギンギンに冷やして一緒に。

ああああ~~おいいしいい~~~~!!!
手打ちうどん、大成功!!

こしがあり過ぎて、そして太すぎて、顎がかなりつかれましたが、うどんをかみ締める毎に、一年間の思い出やらなにやら溢れてきました。
色々あって、思うことも一杯あったけど、きっと2010年のこの色々がなかったら、この先の将来はないのではと思える、本当に大きなことが続いておこった一年だった気がします。2010年には本当に感謝しかありません。
2011年は、これをぜひ自分のものに、自分の力にしていきたいと、そして讃岐うどんのようにこしのある女性に今年こそはなりたい!
そしてみんなの健康、家族の健康、とろの健康を心から願って、幸せに過ごせますように。

ここが一番やすらぐ


2011年、今年もどうぞよろしくお願いいたします。


富田珠里+とろ
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とろちゃん [diary]

私のバックにすっぽり

新しい家族が増えました。

名前は、とろ。男の子です。10月31日のハローウィン生まれ。ちょうど8週間。まだまだ小さい子猫。
黒猫で、4本それぞれ違う長さの靴下を履いています。
うちに来て、一週間経ちましたが、見る見るうちにずいぶん大きくなりました。この時期の子猫は一週間で100グラムは増えるんだとか。

こんな子猫は今まで飼ったことないので、毎日とろちゃん中心の生活ですが楽しいです。
まだお母さんを忘れられない時期なのでしょう。私の首をよく母乳を飲むように吸い付いています。寝るときも体の一部を必ずくっつけてきます。

してやったりの表情

勢いよく遊んで飛び回っていると思ったら、いきなり眠り始めて、本当に人間の子供のようです。
ピアノのこの間をよく飛び越えているのですが、ごまだったらありえない光景なので(通れない)、驚きの毎日です。

画像は悪いけれど、初めてうちに来た日

一月始めまでは休みになるので、とろちゃんとじっくり遊んであげたいと思います。
このブログにも、これからよく出てくると思いますが、皆様とろちゃんをどうぞよろしく。


ドイツは大雪!ここデュッセルドルフでは最高気温がマイナス3度だそう。
道路で、車が斜めに走っています(滑っています)。こわいなぁ。
昨日のイヴは、自宅でずっと料理を作っていました。
もちろん、とろちゃんとも遊びつつ。
彼は最近、私の家着であるフリースのフードで寝ることがお気に入りのようです。こちらもあったかいので一石二鳥。

皆様も、素敵なクリスマスを!!
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あれあれ、師走・・ [diary]

長い間ご無沙汰してしまいました。

11月は季節柄なのか、毎年低迷する月で、今年も例外でなく、というかいつも以上に落ちこんでいました。原因はいろいろとわかったので、もう大丈夫かとは思うのですが、その間に話を聞いてくれたり、アイディアを出してくれたり、心から支えてくれた周りの友人、知人に本当に感謝。救われました。

そしてドイツの12月は大雪。
雪は、寒くても明るくなれるので、大好きです。これも心が穏やかになれた理由ですかね。
電車が遅れまくっているのは、ストレス極まりないのですが・・。


あれ?写真がちょっと老けた?笑ところで、コンサートのお知らせです。
9月に東京で共演したピアニスト尾沢瑞樹君が、またまた年末にコンサートをします!意欲的ですごいなぁ。。
『爽やかな尾沢先生』で売れている彼ですが、きっとこのコンサートでも、人気者になるんでしょう。
プログラムは様々で、かなり楽しそうです。

皆様、年末のお忙しい時期かとは思いますが、ぜひ!
ここのホール(私の母校の別館ホールです)には、あのイタリアのファツィオリというピアノが入っているそうですよ。

11月中に瑞樹君とも長電話をしたのですが、その後にメールが送られてきました。これ↓
おもしろいので、このまま載せちゃおう。笑


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しゅりちゃんのブログに載せる材料を送ります。
ほら、最近更新されてないからちょうどいいでしょ!笑

12月27日(月)のコンサートの宣伝してね(はーと)


阿部真子・尾沢瑞樹 ピアノリサイタルシリーズ
note -音の軌跡- vol.1

2010年12月27日(月) 18:30 開場 19:00 開演
場所:仙川アヴェニューホール (京王線・仙川駅 徒歩6分)


曲目:
スカルラッティ:   ソナタより
ベートーヴェン:   ピアノソナタ 第15番 "田園" ニ長調 op.28
チャイコフスキー: "四季"より op.37b
ショパン:      子守歌 変ニ長調 op.57
            バラード 第4番 ヘ短調 op.52
プーランク:     連弾ソナタ


全席自由・ 一般前売り:2,500円  学生:1,500円 (当日券:3,000円)

チケットは
music@office.nethome.ne.jpよりお申し込み下さい。

『こんなどいつ』もしくは『シュリファン』と書いて頂ければ、
一般チケットが2,000円になります。

後援: 東京藝術大学同声会  (財)全日本ピアノ指導者協会


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落語家・桂こけ枝さん [diary]

でかいな私

FM香川の番組、『It's My Home Party』に、ゲストで出演しました。
今日のお昼に放送だそうです。

落語家・桂こけ枝さんと、パーソナリティー筒井智子さんとのおしゃべりだったのですが、今まで出演させていただいた番組とは一味違う、お二人のホームパーティーに招かれたようで、本当に楽しいひと時でした。こけ枝さんの巧みな話術に導かれ、そして讃岐弁丸出しで色々なことを暴露してしまいました。
いやはや、どんなことしゃべったっけ・・。笑  ・・大丈夫かな。

それにしてもこの番組では、先週まであの『田尾さん』がゲストとして出演されていたとは・・・・!!
讃岐うどんブームを巻き起こした、麺通団のあの田尾さんです。
密かにあこがれているあの人です。。
ニアミスだったなぁ。。お会いしたかったなぁ。


It's My Home Party
11月13日 12:30~
http://www.fmkagawa.co.jp/pc/Library/event/anabuki/


そして高松ケーブルテレビの番組『ともに夢を、ともに感動を』に、ゲストで出演しています。
11月中は毎日放映だそうです。

【放送日】
月 6:45~他 火 12:45~他 水 13:30~他 木 8:45~他 金 9:15~他 土 17:15~他 日 16:30~他

高松ケーブルテレビ
http://www.cavy.co.jp/
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ウィーンフィルの [diary]

このニュース、あまりにもショック過ぎて、言葉が見当たりません・・。



来日中のウィーン・フィル団員、富士山で滑落死
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101103-00000573-yom-soci


10年前に、東京・音楽の友ホールで共演したコントラバス奏者です。
ウィーンフィル元コンサートマスターであるお父様との三人でのコンサートでした。

奥様も含めて、笑顔の耐えないご家族で、素敵なスカーフをいただいたり、コンサート後もお手紙のやりとりをしていたり。。

当時予定されていたピアニストの代わりということで、急遽頼まれたコンサートで、今でも記憶に鮮明に残っています。


今ふと思い出した。
あのコンサートも確か11月3日だったような。2000年。
この時期にウィーンフィルは毎年来日しているので、おそらく・・。
ちょうど10年後のこの日に亡くなってしまうなんて。。

本当に残念です・・。


ご冥福をお祈りいたします。
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ピアノが剥げる [diary]

どういうこっちゃ

エッセン音大で練習していて、こーんなピアノ。

弾いていたら、ペロンと鍵盤が剥けた。。


・・ありえない・・。


いや、私のせいじゃない。
もともと剥げていたのを、誰かが上から白いのをかぶせて隠していたのだ、と思う。

でも、本番にこうやって鍵盤が剥けたら最悪だろうなぁと思いながら密かに思いながら、トゲが刺さる恐怖に怯えながら練習。

しかし、大学は誰でも弾けるから、どこもこういうピアノばっかりなんだよなあ。
ピアノがかわいそう。


先日、大学であったヴァイオリンのオーディションで、35人以上のモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を伴奏しました。いいかげん最後には、ネジをまかれた人形のように動いている(弾いている)自分に気がつき、ついつい人間という感覚を忘れそうになりました。


来週はまたまたデュイスブルグフィルで弾いてきまーす。楽譜届いてナーい。
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とうとうこの日がやってきた。 [diary]

祝・三十路!

ようこそ、三十路!

やったね、アラサー!


・・・・・・


この年になると、こういうお祝いメッセージがどっと増えました。笑

1980年に、3900グラムという巨大なベイビーとして誕生した私も、
無事30歳という大台にのりました。

昨日は、時差ぼけと戦う中、うれしいお客様もあり、みんなで手巻き寿司パーティー。
持って帰ってきた、高知の日本酒『南』、その他たくさんのおつまみも造り、
久しぶりに、がっつり料理をした気がします。


日々を幸せに、そして深く感じられる30代を過ごしたいなと思います。

ここまで育ててくれた、両親、家族に大感謝です。
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どいつーー!!! [diary]

シューマン・・・太鼓???
(なぜに太鼓が・・笑)

10月5日の、シューマンのピアノ協奏曲を終え、その夕方の便で、高松→羽田→成田へ。成田で一泊し、翌朝の便でドイツに戻ってまいりました。もう大学も始まっているので、強硬手段。

小学生の頃からの夢であった、『シューマンのピアノ協奏曲を弾くこと』、20代最後の本番で、とうとう願いが叶いました。もちろん、「高松市制120周年記念式典記念演奏ソリスト」という、重要な役目をいただいたわけですので、ものすごく緊張はしたのですが、いつものような張り詰めた緊張ではなく、不思議とどこかフワフワしていて、色々な想像をして本番にのぞみました。

しかし、前日午後の、オーケストラと指揮者・松浦さんとの初合わせ。
私の元師匠、マイケル・ロール氏は、とても素晴らしい協奏曲弾きで、この曲でも彼の本番はもちろん、合わせの段階でもよく見学をさせてもらってたのですが、師匠のすごさがやっとわかりました。ごめんよ、恐竜教授なんて呼んでしまって!!

自分自身が結構ショックでした。
そこからは、あと数時間でどう変われるか、それのイメージトレーニングばかり。
本番が、何せ朝11時過ぎという、あまりない状況でしたので、当日のゲネプロも、制圧モードで弾かしていただき、時間もかなり押していたので、ちょっとウトウトし。笑

そして本番は、もう松浦さんとオケの皆さんを心から信頼し一緒に演奏すること、そしていったいシューマンがその時々で何を言ってくるのか、それを敏感に受け取りたいと、その想いのみで演奏しました。

いや、本当に改めて思ったのは、シューマンのあの曲はやっぱり素晴らしいということ。
言葉には変えられない、あの曲の素晴らしさは、本当に何年たっても変わらないんだなと。
あの曲を生み出してくれたシューマンに改めて感謝し、これからもずっとシューマンに尽くしていこうと思います。


素晴らしい指揮でがっしり引っ張って、更に親身にこちらを気にかけて下さった指揮者の松浦修さん、そして終わってとてもうれしいお言葉をかけて下さった瀬戸フィルの皆様、本当にありがとうございました。そして、この素晴らしい機会を与えてくださった高松市、そしてわざわざ遠方からいらして下さった、そしてお仕事を午前休取って、聴きにいらして下さった皆様、心から御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

演奏できて、本当に幸せでした。
いずれまた、どこかで演奏できる機会があるまで、あの曲はしっかり熟成させます。


追伸: 急いでドイツに帰ってきたのはいいですが、激しく時差ボケで、現在目がギンギンです。(朝四時)
ご存知の通り、大体が夜型で朝が大嫌いな私ですが、今回の本番が朝11時ということで、香川にいた二週間は、夜10時就寝、朝6時起床の毎日で、訓練していました。
なので、昨日は自然とこちらの午後3時辺りに眠くなり、うーんとがんばったのですが・・、ぐっすりと。夜中に起き上がっています。いつも日本→ドイツは、大体時差ぼけないはずなんだけど・・・。
規則正しい生活が、不規則な生活になりました。笑
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母校でコンサート [diary]

あけーゆくーやしーま


香川に戻ってきています。
またまたうどんの毎日。


私の母校である、高松市立大野小学校で、明後日演奏させていただくことになりました。
全校生徒500人と、地域の方々、保護者の方々等がお集まりいただけるとのことで、体育館で演奏いたします。

先週、校長先生とお会いしました。とても若々しくて美しい校長先生。

私「来週、どうぞよろしくお願いいたします。」
校「いえー、こちらこそ。おじい様にはいつもお世話になっているんですぅ~。」
私あら、そうなんですか。まぁ祖父までお世話になって・・・。」
校「いえいえ、いつも色々なものを持ってきていただいて・・。菜の花とか、、しょうゆ豆とか・・。。」





菜の花はいいよ、おじいちゃん。きっと喜ばれるだろうに。

ただ、小学校に、しょうゆ豆ってどうなの・・。

祖父は、どうやらこのあたりでは有名だそうで、まぁしょうゆ豆もそうなのですが(笑)、このあたり大野地域の本を書いたり、うちでは電話や来訪される方が絶えません。全て祖父宛。
祖父の笑顔は、今も健在です。


9月28日(火)13:45~
大野小学校体育館にて

曲目: 

ドビュッシー: ヒースの茂る荒地
         花火

ショパン: 革命のエチュード

シューマン: トロイメライ
シューマン=リスト: 献呈 他

演奏したり、お話したり、いろいろやります。
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